療育について
療育プログラム
人間形成の大切な幼児期における「体験」「刺激」は将来大きく影響します。発達に
遅れがあるお子さま方を対象に、身体的リハビリ、脳機能、認知(神経心理)、感覚統合、運動機能、精神・神経・心理機能、言語機能等への専門的アプローチを組み合わせ、集団力動を利用して総合的に考えます。
保護者や関係者等皆がチームとなり、ご家庭とそれ以外の場、その子を取り巻く生活の中で、実際の場面に即し統一したアプローチができることで効果が上がります。身体・精神機能回復とADL(日常生活活動)向上を目指し、生活力を伸ばし、豊かな人生の基盤を作ります。
集団療法的アプローチ ~認知・言語・感覚運動・対人関係技能訓練~
人ひとりの特性に合わせた知覚認知・参加形態レベルを設定・保障し、発達段階に合わせ、認知-行動療法・SST的アプローチ等を組み合わせて総合的に考えていきます。
認知(注意機能、ボディーイメージ、言語等)、精神・神経・心理機能、社会性、ADLの向上。
「認知課題」
様々な教具を利用し、オーダーメイドの認知状態に合わせた環境設定、課題設定を通して「できた!」「そうなのか!」等の自己効力感・達成感・自信・気づきとなり、脳の発達を促します。 「場を楽しみ、共有する、受容される」といった社会性経験を積み重ね、安定した集団生活へと繋げていきます。
「感覚統合」
それぞれに合った必要な感覚刺激を全身(固有受容覚、前庭覚等)・五感(味覚、嗅覚、触覚等)を通してねらいを定めます。食べる・座る・集中する・排泄する・・・等の発達を促し、少しでも生活が楽になっていくよう生きるために(将来を見据えた)必要な力の基礎を作っていきます。
一日の流れ
通 所 Ⅰ
9 :30 バイタルチェック /ADL 訓練(排泄・更衣・整容)
11:00 開始オリエンテーション
集団療法的・個別療法
S.I.、認知・行動療法等
11:45 ADL訓練(食事・整容・排泄・移動)
12:00 食事(準備から片付けまで)
13:00 個別・小・中・大グループでの療育
終了オリエンテーション
14:00 帰宅(ADL~ADPL訓練) ※土曜日は13:00まで
親 子 通 所 A
10:00 バイタルチェック /ADL 訓練(排泄・更衣・整容)
11:00 開始オリエンテーション
集団療法的・個別療法
S.I.、認知・行動療法等
個別・小・中・大グループでの療育
11:45 ADL訓練(食事・整容・排泄・移動)
12:00 食事(準備から片付けまで)
終了オリエンテーション
帰宅(ADL~ADPL訓練)
親 子 通 所 B
10:00 バイタルチェック /ADL 訓練(排泄・更衣・整容)
11:00 開始オリエンテーション
集団療法的・個別療法
S.I.、認知・行動療法等
個別・小・中・大グループでの療育
11:30 終了オリエンテーション
帰宅(ADL~ADPL訓練)
親 子 通 所 C
13:00 開始オリエンテーション
集団療法的・個別療法
S.I.、認知・行動療法等
13:15 個別・小・中・大グループでの療育
14:00 終了オリエンテーション
帰宅(ADL~ADPL訓練)